落合陽一 天才すぎる

2018年7月21日、青年会議所のサマーコンファレンスで落合陽一さんが登場。日本再興戦略を読んで、びっくりしてから本は全部読んでいます。今回は対談形式で、時間も短かく、テンポが速かったのですが、気になったところだけまとめました。

 

人口現象にどう対応していくか

アプローチは2つ。移民を受け入れるか、テクノロジーで解決する。移民を受け入れることによって解決できるレベルでない人口減少が起こり、また人口が減った労働力を補うだけでなく、働けなくなった人のサポートにも労働力が必要なので、テクノロジーでの解決は欠かせない。

中国は2040年代に同じことが起こるし、ヨーロッパの国も同じような課題が随時起こるので、ソリューションを確立することが価値を生む。

日本は携帯電話の4G回線のカバー率は高い、5Gも同じように敷かれる。携帯アプリで解決できる問題がもっとある。

 

青年会議所の役割について

地方の公共コストは高い。人口増加社会では、インフラを伸ばしていくだけで済んだが、人口減少社会は撤退戦。

ステークホルダーは、新しいものが生まれる仕組みを作り、新しいものが生まれた時にどう伸ばすかを考えればいいか。新しいものを生み出すことは会議ではできない。

 

落合陽一を生み出すためには

エビフライのたとえがおもしろかった。大学を卒業するまでの間でいろんなパン粉がついてきた。大学を出てカラッとあげれば美味しく食べられるように。しかし、刺身用のいいエビをもいきの悪いエビも全部エビフライにしようとしていた。落合研究室ではパン粉を落とす作業を行っている。

 

次世代教育について

次世代教育に課題があると考えているのは、日本のローカルな課題。グローバルにはいくつでも解法がある。MITも清華大学も優秀な人材を生み出し続けている。社会に解法があるのだから、同じようにすればいい。成功している学校は、学生は払っている授業料より多くのお金をかけて便益を享受している。企業から研究費をもらうなどの仕組みが必要。合理的に考えて日本の大学に行くメリットはあまり感じられない。日本の大学はカルチャースクールのようなものではないのか。

 

以上、僕のまとめです。頭の回転が早いのと、幅が広い、またあまり親切でないので、かなり説明を端折って話をされます。1時間のトークショーでしたが、知恵熱がでそうになりました。

Follow me!