自分を最高値で売る方法

自分を最高値で売る方法

僕の会社のミッションは「誰もが挑戦できる社会を創る」としています。

みんなが自分の才能を開花させることで幸せに働く人が増え、社会にもたらされる価値が最大化すると考えるからです。

「起業、副業、何でもいい!自分を最高値で売る方法」という本を読みました。著者は僕より少し年下。理念にはかなり近いものを感じました。マネタイズへ少し寄りすぎて書かれているかと感じますので、マーケティングスキルで自分をとりあえず高く売ろうという発想はしないで、この本に書かれているように「自分の価値を磨いてお客様の成功にコミットすることで報酬を得る」ということは常に意識しながら読んでほしいと思います。

本に書かれてあることに、少し僕の意見を足したり、修正したりしてまとめてみました。

【サラリーマンは自分を安売りしている】

専業として一つの会社で働いていると知らず知らずのうちに自分を安売りしてしまっている。一社と契約して、時給や月給で働くことは安心だが、働き方の概念を変えることで、自分を高く売ることができる。

働く時間ではなくお客様に提供する価値で報酬を決め、一つの会社に所属するのではなく自分の提供できる価値が最大化できるニッチなポイントで複数の企業や個人に価値を提供し、またインターネットを使うことで複数の人に同時にサービスが提供できる。

 

【本業の教育化で収益を得る】

今、あらゆる業界で教育化が進んでいる。

・写真を撮るだけでなく写真の撮り方を教える

・ネイルを行うだでなくネイルの講座を行う

・WEB集客を売るのだけでなくWEB集客の方法を教える

まずは本業で成果を出し、そこで培った職業的な知恵を体系化し、他の顧客に教えることで第二の収益とする。

僕は不動産投資が本業ですが、不動産投資を教える「北陸不動産投資支援会」という勉強会を主催していて会費は月1万円、1年間で70名程度の会員となった。すでに不動産を所有している人が半分以上いるが、それぞれが物件を増やし、また1年間で10名を超える新しい大家さんも誕生した。

僕自身ものすごくやりがいを感じているし、会員さんが増えても手間が増えるということはない。むしろ、コミュニティが自走していき僕も考えていなかったような価値と結果をもたらしている。

「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えよ」という言葉がある。老子が言った言葉だとされているが、人に魚を与えても一日で食べてしまう。しかし、魚の釣り方を教えることで生涯食べていくことができる。人が生きていく方法を教えるのだから、経済価値は非常に高い。

 

【売るものはカスタマーサクセス】

売っているものが何であれ、自分を最高値で売る人たちが販売しているのは顧客の成功、カスタマーサクセスである。モノを売るのではなく価値を売ると言われるが、さらに発展して顧客の成功を売る。お客様に、結果にコミットしてもらうため、自分の価値をパッケージ化して提供する。

 

【専門分野の掛け算で独自の価値をつくる】

自分の価値を最大化するためには、他に真似できない価値を提供する必要がある。一つ一つが唯一無二のものでなくても、100分の1の専門性を磨き、それを4つ掛け合わせれば理論上は1億人に一人の逸材になることができる。

実現したいカスタマーサービスを中心に、掛け算で独自のパッケージを作っていく。

 

【人と同じことをして安心を得るのではなく、人と違うことをして高額を得る】

日本で教育を受けていると、みんなと同じようにやりなさいという圧力を受け続ける。人と同じことをすることで、批難されるリスクや、失敗した時に恥ずかしいというリスクからは逃れられるかもしれない。しかし、みんなと同じ経験をし、同じ考え方をする人の相対的な価値は極めて低い。うまくいかないかもしれない不安を抱えながら人と違うことをすることで、あなたの価値は高まる。

 

 

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