贅沢しても幸福感は長続きしない

1978年アメリカで2人の心理学者が宝くじの調査が行いました。1億円を超える高額当選者22名を対象に聞き取り調査の結果、宝くじが当たった後どれだけ幸せになったかという問いに対して当選直後は幸せになったと答えているんですが、その幸せは長続きせずに数ヶ月後には彼らは普通の人よりも苦しみを感じることが多くなります。一方で、事故にあって障害を負った人の幸福度は事故直後は大きく下がりますが、1年程度で元の幸福度に戻ります。

これは、ヘドニック・トレッドミル現象と呼ばれています。給料が30万円の人が50万円になったら幸せだろうなと思って仕事を頑張って、実際に給料が50万円にアップしたら、しばらくは幸せなのですが、すぐに慣れてしまって幸福度は元に戻ってしまいます。もっと給料を上げなければと思い月収100万円になったとしても同じく幸福度はすぐに元に戻ってしまいます。想像はできないかもしれませんが、月収1000万円だろうと1億円だろうと同じです。

一方で、生活水準を下げることには大きな苦痛がともないます。プロスポーツ選手や歌手などが旬を過ぎた後にしばらくして犯罪を犯したというニュースが出ることがありますが、これは上げてしまった生活レベルを下げることができなかった例だと言えます。

贅沢はたまにするくらいが一番幸せです。喉が渇いていて飲む水はおいしいし、たまにおいしいレストランに行くのは幸せな体験です。これは自戒も込めて…。

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