『パラレルキャリア』これからの働き方
しごとバーin金沢「北陸でパラレルキャリアを語らナイト」というイベントに参加してきました。全3回だそうです。
今日のゲストスピーカーは、認定NPO法人フローレンスと民泊運営のこみんぐるで働いている須田麻佑子さんと、七尾自動車学校の社長をしながら株式会社御祓川でも活動している森山明能さん。
パラレルキャリアとは、本業を持ちながら他に仕事をするということで、大企業に勤めながらNPOでプロボノ的に働くという人もいますし、週に何日はこの企業で、他の日は別の企業という働き方もあります。サラリーマンをしながら週末起業というのもパラレルキャリアです。報酬が発生しないものもキャリアの一つです。
パラレルキャリアという言葉は、ピーター・ドラッカーが初めて使ったと言われていて「明日を支配するもの」という書籍にでてきます。
僕はパラレルキャリアがもっと一般的になっていけばいいと思うし、そんな風な働き方になっていくんだろうと考えています。
昔の日本人的会社員の働き方は、新卒で就職した会社に一生勤め上げるというもので、転職でもしたら何かあったのかなと思われてします。しかし、会社の寿命が短くなっていく中で、一つの会社で同じことをやり続けるという人の方が珍しくなってくるでしょう。会社が倒産したり、買収されたりすることもあります。
また、業界自体が無くなるということも起こってきます。AIが発達していくと多くの仕事が無くなると言われていますので、一つの会社や、一つの業界でしか通用しない仕事をするということがリスクになる時代です。
パラレルキャリアは、働く人にとっても会社にとっても良い点があります。
一つの会社だけで働いているとコミュニティに閉塞感があり、新しい刺激を受けることが難しいですが、複数の会社で働いたり、NPOの活動をしたり、週末起業をすることで会社とは違う人達と出会うことができますし、複業で得たスキルや考え方を本業に活用するということもできます。
今日のお二人の話では、パラレルキャリアをしたくても、地方では柔軟な働き方で求人をしているところは少ないということでした。
僕自身もパラレルキャリアで幾つかの会社を経営したり、講演や執筆なども行っています。また、運営しているコワーキング「シナジースペース」ではノマドワーカーやテレワーク的な働き方をする人も多いですし、「世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス」では土日だけでも稼げるフランチャイズモデルも作っています。
能登エリアはまだ決まっていないので継続募集↓
誰もが自分のやりたいことに挑戦できて、楽しく働くことができるような社会を創っていきたいです。