「お金だけがすべてじゃない!」と感情的になる人は、実はものすごくお金に執着している。
「お金だけがすべてじゃない」と感情的になる人は、実はものすごくお金に執着している。
最近は、言われなくなったんだけど(もしかしたら陰で言われてるかもしれないが)講演なんかでお金の話をすると「お金だけがすべてじゃない!」と感情的になる人がいる。
僕の話を普通に聞いてもらうと、
『コツコツお金を貯めて、お金を働かせることによって、お金のために働くことから解放されて、やりたいことに挑戦でき幸せに生きることができた』という話で、
お金はそんなに重要なものじゃないよという内容なので「お金だけがすべてじゃない」と言われると「そうですね」としか言いようがない。
このように感情的になる人は、実はものすごくお金に執着していて、お金が欲しくて、欲しくてたまらない。でもお金を手に入れることができていないので、お金だけがすべてじゃないと言って自分を肯定してしまっている状態。この状態に陥ってしまうと難しい。
本当は欲しいお金を手に入れることが一生できないから。
幼稚園の時に好きなこに悪口言ったりしてしまうのに似ているのかな。
嫌われるだけでしょ。
お金からの執着から解き放たれるためには2つの道があると思います。
1つ目は、お金を手にいれてから俯瞰してみてお金がそんなに重要じゃないことに気づく。2つ目は、自分の没頭できるものを見つけてお金から解き放たれる。宗教家とか芸術家とかに多いかなと思います。
僕は1つ目のアプローチをとったのだけれど、お金を手に入れても俯瞰することができないと、もっともっと手に入れたいと思ってしまって終わりのない刹那的快楽主義に陥ってしまうので危険。
お金のために働かなくて良い状態を築くというのはコツコツ努力すれば誰でもできると思っています。
ただ、お金を手に入れた時に思い出してください。人は他者に貢献することで幸せを感じることができる生き物だということを。