仕事選び 3つのポイント

学生で就職活動をしている時に『どんな仕事が自分には向いているんだろうか?』
『また、働いていても仕事が面白くなくなってきた・・・でも仕事を辞めるわけには行かない。』『自分のやりたいことってなんだろう?』と悩むことは多くあると思います。
今回は、誰しもが経験のあるこの問題に関して、仕事選びの3つのポイントを紹介します。

 仕事を選びは自分の内的要因と環境などの外的要因がいくつもあり複雑そうに見えますが、これを単純化して3つの視点から考えます。

その3つの視点とは
好きなこと
得意なこと
社会のニーズ
です。

 好きなことというのは単純に自分がその仕事が好きなのかどうか、やりたいと思っているかどうかです。得意なことというのは他の人と比べて自分がその能力やスキルが高いかどうかです。
社会のニーズとはその仕事を行うことによって社会に評価されるのか報酬がたくさんもらえるのかという点です。ここでは社会のニーズとはお金になるかどうかだと考えてください。

 得意で社会のニーズはあるんだけど、好きではないという仕事は高い給料はもらえて評価はされているので端から見たらうらやましいのですが、本人はジレンマを抱えているという状況です。

 好きで得意だけど社会的ニーズはないということは、ボランティア活動のようなものです。本人はそれをしていて幸せなんだけど、お金にはならないのでのめり込んでしまうと疲弊してしまうということが起こります。
 好きで社会のニーズはあるのだけれど得意でない場合、仕事の機会はあるけれどそんなに評価はされません。

 一番幸せな状態は自分の好きなことが得意でありその仕事をすることに多くの評価や報酬がもらえるというものです。しかし、最初からこのような仕事が見つかるということはあまりありません。

 一般的な人がよく行なっているのは、仕事においては得意で社会的ニーズがあることをして、空いた時間では好きなことをやることによって、お金とメンタルのバランスをとるというようなものです。ワークライフバランスというのはこのような考え方かもしれません。ただし、この場合に注意しなければいけないのは、好きなことというのはあまり変わらないという特性があります。

仕事として得意で社会のニーズのあることをしていても、それを今後好きになるという可能性は低いのです。だから、この場合は最終的に3つの重なるポイントで仕事をできる可能性は低いと考えています。

 僕の考えるおすすめのやり方は好きをベースにして考えるということ。たくさんある好きなことの中で社会のニーズがすでにありそうなもの、もしくこれから社会のニーズが出てきそうなものを探します。
社会のニーズの特性としては外部環境ですので時間とともに変化していきます。この社会の変化を予測することで、好きなことで社会のニーズのある仕事に就くことができることになります。


 ではその仕事をしていると3つが重なるポイントにいくのかというと、結論はなります。好きなことは熱意を持って続けることができますので、やり続けることによって好きなことは得意なことになりやすくなります。
このように得意なことが好きなことによってくるイメージです。そうするとこのように3つが重なるポイントで仕事をすることができ、天職が見つかるというわけです。

自分の好きなことはなんだろうと考える。考えるだけではわからないものも多くあります。試しにやってみる、いろんなことに挑戦してみることで自分の本当に好きなことが見えてきます。

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