動画拡散のポイント

動画拡散のポイント

ビジネスにおいても動画の重要性はものすごく高まってきています。著者はライバーというインフルエンサーマーケティングの会社を経営されているので、書籍内のオススメとしてはインフルエンサーを使った拡散という結論にはなるのですが、動画配信の重要性や考え方についてはすごく参考になると思います。

まずは動画広告市場の規模ですが、サーバーエージェントオンラインビデオ総研とデジタルインファクトの共同調査によると、2016年に842億円だったのが、2020年には2900億円、2023年には4620億円と3、4年で2倍くらいのペースで伸びています。これはかなりの急成長市場です。

ユーチューブはユーチューバーという個人での動画の配信が中心ですが、企業としてユーチューブをものすごく活用しているというところは少ないですが、今後は広告を考えた場合に真っ先に検討するべき媒体になってきます。

ユーチューブは一見、テレビと同じように見えますが、広告として捉えた場合に効果や使い方に大きな違いがあります。テレビはたくさんの人に届けるということを目的としています。一方でネット動画は興味のある人しか見ませんので、セグメントされたターゲットに直接アプローチできるということがメリットになります。

消費者のニーズは多様化している中で、商品やサービスもよりカスタマイズされたものが好まれるようになってきますので、コアなターゲットにコアな情報を届けるという使い方になります。

そんなことしていたらたくさんの商品を売るということはできないように思いますが、テレビとユーチューブのもう一つの大きな違いは制作コストです。テレビは芸能人を起用して、いい機材で撮って編集して数百万円数千万円の費用をかけることが多いですが、ユーチューブの機材はスマホとパソコンがあれば十分ですし、有名人を起用する必要はありません。だから大量にとるということが効果的です。

動画は口コミを誘発していく、拡散していくツールです。この場合には有名人である必要はありません。より身近で、よりリアルであることが重要。グルメリポーターはまずいということはありません、だから視聴者もそのことをわかった上で見ています。でも友達があそこのラーメンおいしいと言っていたらいってみたくなります。身近な人の意見の方が行動につながります。

それでは、動画が拡散していくためのポイントを箇条書きで

とにかく質より量を重視
オープニングはテンポよく
最後にチャンネル登録を促す
字幕を入れる
大げさに表現してもいいけど嘘はだめ
サムネイルを目立たせる
毎日同じ時間に配信する
タグ付けをする
軌道にのるまではすべてのコメントに返信

こんなポイントに注意していくと、動画の再生回数、チャンネル登録は伸びていきます。

バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ
飯田祐基 ダイアモンド社
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4478106193/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4478106193&linkCode=as2&tag=raoh199x0b-22&linkId=d1042a6db06a39ca44c2944334d7f162

Follow me!