転職の8割は偶然の出会い

いい偶然を引き寄せるために

転職の8割は偶然の出会い

 今日はキャリア形成についての面白い話題を。どんな仕事につくかというのは計画をしてステップアップしていくものだと思われがちですが、実は偶然であることがほとんどです。

 スタンフォード大学の心理学の教授であるジョン・クランボルツはアメリカのビジネスマン数百人を対象にアンケート調査を行いました。その結果、現在のキャリアの経営は80%が偶然であるということがわかっています。

 変化のスピードが早く、将来何が起こるが予測のつかない時代においてはこの傾向はますます強くなっていると考えられます。

 では偶然が起こるのを待っているといいのかというとそうではなく「いい偶然」を引き寄せるための日々の習慣や行動が必要です。好奇心を持って新しいものに触れたり、新しい出会いを求める。新しいものに触れることは最初は違和感があって大変なんだけど、そういったことを自分の中に取り込むことによって自分の幅が広がっていきます。

 僕は毎月第4金曜日にスクランブル金沢という異業種交流会を開いています。スクランブルというのはごちゃ混ぜにするという意味で、経営社もサラリーマンも学生も男性も女性も、今日は外国人留学生もたくさん来ていました。こういった予期せぬ出会いから将来のキャリアにつながるような出会いもありますし、人生を変えてくれるような出会いもあるかもしれません。

 これが計画された偶然、プランド・ハプンスタンス・セオリーというもので偶然が起こる可能性の高い行動をとっていくことによって、いつ起こるかわからないけど偶然の出会いというものが生まれてきます。偶然を計画する、こんなことを考えながら偶然が起こる場に足を運んでほしいと思います。

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